2024年4月1日、マップクエストは、GISエンジン「MQD5」を v5.9 をリリースします。MQD5は、情報システムへのGIS導入を支援する.NET対応の開発キットです。
Ver5.9では、ゼンリンが提供するZENRIN Maps APIと連携する機能を追加したほか、MQX形式(※1)の地図データの管理範囲を柔軟に調整することができるツールが追加されました。
■Ver5.9の主な変更点
◇ZENRIN Maps APIとの連携(※2)
高精度な住所検索
ベースマップの表示
詳細な建物情報の取得
◇非同期描画処理の安定性向上
◇地図管理範囲拡張ツールの追加
通常、ZENRIN Maps APIを活用するには、Web開発に関する知識やスキルが必要になりますが、MQDが仲介することによって開発者は最小限のコストで、時空間データベースが提供する機能を.NETアプリでも活用することができるようになります。
※1 全国レベルの地図データでも効率的に扱える弊社独自の地図フォーマット。
※2 現状は基本機能に対応。サポート範囲は今後のバージョンアップで順次拡大する計画。
■ZENRIN Maps APIとは
ZENRIN Maps APIは、ゼンリングループが提供するWeb APIサービスで、過去から現在にかけて精緻な地理情報と高性能検索機能を手軽に利用できます。従来の地図データ購入モデルと異なり、このAPIを通じて、常に更新されるゼンリンの豊富で詳細な地理情報を活用することが可能です。
■MQDとは
当社のGIS技術はSDKとして提供しているため、簡単に情報システムに組み込むことができます。台帳管理や施設管理、収集配送の最適化やマーケティングなど、あらゆる場面で活躍します。 MQDは、オブジェクト指向で高度に設計されており、さまざまな要件に対応する拡張性と、世界一詳しいとされるゼンリン住宅地図も快適に扱える性能を備えています。
詳細は製品ページをご確認ください。
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