このたびマップクエストは、GISエンジン「MQD5」を v5.5 にバージョンアップしました。
MQD5は、業務システムへGIS技術の組み込みを簡単にする.NET対応の開発キットです。
GISは、デジタルツインの構築に欠かせない技術としても注目されています。
Ver5.5では、新たにジオリファレンスモードを追加したほか、正確な図形作成を支援する距離スナップ機能の追加などの改良が行われています。
■Ver5.5の主な変更点
◇ジオリファレンスモードの追加
◇距離スナップ機能の追加
◇ラベル主題図、編集モードの利便性向上
◇非同期描画処理の安定性向上
◇JGD2011の対応状況を更新
■デジタルツインとは
デジタルツインとは、現実空間のモノや環境の情報をIoTなどで集め、収集されたデータをもとにデジタル空間で再現する技術的概念のこと。現実空間を仮想空間にコピーするイメージであるため「デジタルの双子」の意味を込めてデジタルツインと呼ばれています。あらゆる現場をデジタルツインで捉えることで、シミュレーションが可能になり、そこで得られた結果を現実にフィードバックすることで生産性や安全性の向上などに役立てられると期待されています。
■MQDとは
当社のGIS技術はSDKとして提供しているため、簡単に業務システムに組み込むことができます。台帳管理や施設管理、収集配送の最適化やマーケティングなど、あらゆる場面で活躍します。
MQDは、オブジェクト指向で高度に設計されており、さまざまな要件に対応する拡張性と、世界一詳しいとされるゼンリン住宅地図も快適に扱える性能を備えています。
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