2015年10月23日に、MapQuest Advanced MapServer (MQAMS) の Ver1.8 をリリースします。 今回新しく追加される主な機能をご紹介します。
マルチプロセス対応によるパフォーマンス向上
マルチプロセス(Webガーデン)に対応することで、サーバの負荷が大きい状態における地図描画、検索、編集機能などのパフォーマンス改善を実現しました。 同時接続数30では2.8倍、同時接続数100では4.0倍も処理速度がアップしました。
※「Webガーデン」とはIIS(Internet Information Service)で複数のワーカープロセスを実行するように構成されているアプリケーションプールのことです。 Webガーデンでは、より多くの負荷に対応でき、1つのワーカープロセスが応答を停止しても他のワーカープロセスが要求を受け取って処理できます。 Webガーデンを利用すれば、アプリケーションプール内のアプリケーションのパフォーマンスと信頼性を高めることができます。
【同時接続数の違いによるMQAMS 地図描画の比較 (Ver1.7xとVer1.8)】
Windows10の「Microsoft Edge」に対応
Windows10に標準搭載されているブラウザである「Microsot Edge」に対応しました。
移動体管理システムの開発が簡単に
移動体のデータをデータベースで管理することで、Webアプリケーションを介さずにGPS等から得た位置情報を使ってデータを編集することができます。 営業マンの位置管理や、バスの運行管理など、移動体を管理するさまざまなシステムに適しています。
Ver1.8では、移動体管理システムを開発されるユーザ様向けに、サンプルプログラムを同梱しております。
本件について問い合わせる >>
Comments